湿気があるとシロアリ被害が発生しやすくなる?!

シロアリが発生するのは湿気のあるところ

シロアリを放置すると~シロアリ被害を受けた人達~

床とシロアリ

シロアリが棲みつくことで建物には様々な被害が出ます。気が付かずに進行するケースが多いため、いくつかの例を見てみましょう。

シロアリ被害は気づかぬうちに訪れる

仕事で使う資料が食べられた(40代/男性)

建築設計事務所に保管していた貴重な設計図が被害に遭いました。設計図は紙でできているので、シロアリに食べられたんだと思います。大切に保管していた貴重な資料が、知らず知らずの内に食べられていたと思うとすごく悔しいです。

歩くたびに畳が沈んでいると思ったら(50代/女性)

以前に比べて畳が沈んでいるような感覚がありました。古い畳にしてもここまで沈むかなと思い、大掃除のときに畳を上げたのですが、見てビックリしました。シロアリの食害を受けてボロボロになっていたのです。

木じゃないと油断していたら(30代/男性)

羽アリは木や植物の繊維を食べると思っていたので、最近被害を受けたときは衝撃的でした。庭に行こうと思って自宅周りを歩いていたら、壁が少し崩れていました。業者を呼んで原因を解明してもらったら、羽アリがコンクリートを侵食していたのです。

ボロボロになると地震で倒壊する

地震で家屋が倒壊した際に、シロアリの被害がなかったか調査が行なわれることがあります。阪神大震災で倒壊した家屋は、倒壊しなかった家屋よりシロアリによる被害が大きかったことが分かっています。シロアリは建物の強度を大きく下げる力を持っているため、築年数が古い建物は注意が必要です。老朽化の進んだ建物は、耐久性が低くなっているため、シロアリによる被害も加わると地震などの際に直ぐに倒壊してしまうでしょう。

シロアリと黒アリ~羽アリの特徴~

板

シロアリや黒アリは羽アリの一種です。雨の日などに家によく入ってくるのはまさにこれらの種類、つまり羽アリです。それぞれ見た目も生態も違うので、その特徴を見てみましょう。

シロアリと黒アリを判別するポイント

シロアリ
シロアリは、四枚とも同じ長さの羽を持ちます。この羽は交尾のときに抜け落ちます。くびれのない太い胴をしていて、触覚は数珠状です。羽が大きいので、直ぐにシロアリだと分かるでしょう。家の敷地内に羽根が落ちていたら気を付けましょう。近くに巣があり、繁殖を行なっている可能性があるからです。シロアリを発見したら、建物が既に食害に遭っているかも知れないので早めに調査した方が良いでしょう。
黒アリ
羽を持つのはシロアリだけではありません。意外と知られていませんが、黒アリも羽を持つ、れっきとした羽アリです。黒アリは、前の羽が後ろよりも大きいです。くびれて細い胴をしているのが黒アリになります。黒アリは触覚がくの字に曲がっているため、よく見れば直ぐに見分けられるでしょう。見分けが難しいという人は、業者に調査をしてもらいましょう。

シロアリと湿気の関係性

シロアリの種類によって発生時期は異なりますが、遭遇するのは圧倒的に梅雨時期が多いでしょう。種類別に発生時期を挙げると、ヤマトシロアリは4~5月、イエシロアリは6~7月、外来種のアメリカカンザイシロアリは7~10月となっています。このように春から秋まで見られるシロアリですが、6~7月は黒アリにとっても活動期に当たるため、シロアリが多く発生しているように見えます。シロアリは柔らかい木材を好むので、湿気が発生しやすい時期や湿度の高い場所などを中心に生息しています。

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